鍼灸で飛蚊症がどう変わるか?

 飛蚊症は小さい頃から見える人もいますが、加齢によって、だんだんと大きくなって見にくくなることが多い症状の一つですが、鍼灸で改善しやすい症状の一つです。

 私自身も飛蚊症があります。

 本当は、病院でしっかり検査を受けた方がいいのでしょうが、検査を受けずにそのままになっています。もし、気になる方がいたら、大きな病気が隠れている可能性もあるので、一度は、検査をすることをお勧めします。

 飛蚊症が気になり始めたのは、40代ぐらいからで、疲れもあったのか、だんだんと酷くなり、白い画面や書籍を読んだり、よく晴れた日、書類に目を通すのが不快で辛くなりました。

 それ以外の症状はなかったので、病院にもいかなかったのですが、気になって仕方がない状態で、書類を見ようとしても、ゴミのようなものが邪魔をして凄いストレスに感じていました。

 鍼灸をやっていますが、人のためにはいろいろ調べたり、勉強したりしますが、どうしても自分のこととなると後回しになってしまうのですよね。

 いろいろと文献を見たり、中国の治療を載せてあるサイトや論文なども見て、自分なりに鍼灸をしていったら、だんだんと「薄くなる」ようになりました。

 今は、うっすらとある状態が続いていて、寝不足、疲労が溜まると、糸くずのような線が「濃くなる」のが分かるようになったので、今は「濃くなる」前に自分で対処をしています。飛蚊症が酷くなったときは、パソコンや書籍を眺める時間が非常に長く、飲み会も多くて睡眠不足もありました。

 今は、自分で対処できるようになったので、睡眠不足で飛蚊症が悪くなりそうでも、鍼灸で対処をするから気にしないようになってしまったところは反省しないといけないところですね。

 飛蚊症はよく考えれば、小さい頃から1~2本の小さい線があって、目で追っかけて遊んでいた記憶もあります。

 眼精疲労や40代ぐらいの方だと、飛蚊症が気になる人も多くなってきているので、患者さんに尋ねていくことが増え、継続して治療をしていくと、飛蚊症が「薄く」なって、気にならなくなる人が多いので、鍼灸で改善させやすい症状の一つです。

 飛蚊症が気になって仕方がない場合は、身体の疲れも多くあるので、しっかり栄養を取って休息するのも大切です。鍼灸をしているところでも、分からない、対応していないというところもあるので、一度、相談してみてはいかがでしょうか?