隙間時間の運動が効果的
健康な身体を作っていくためには、運動をしないといけないというのはみんな理解していますが、現役世代はなかなか運動を行えていないのではないでしょうか。
運動というと、外を走ったり、散歩したりとまとまった時間が必要ですし、スポーツクラブに通うのは、時間・費用の面での難しさも出ます。
かといって、家の中で運動をするのは難しいというのは現状ではないでしょうか?
そんな皆さんに朗報のニュースがあります。
この論文は日本語訳にもなり、ニュースサイトにも出ていますが、「日常生活の隙間時間でちょっと息があがる程度の運動」というのを「VILPA」と呼び、「VILPAは最大1~2分程度の短い運動でも、毎日のように積み重ねていけば、健康効果を得られる」というものです。
どのような運動かといえば、「息があがる程度」なので、階段を使ってみたり、その場で軽い筋トレをしてみたり、一駅歩いてみたりという程度になります。
これぐらいの運動であれば、ちょっとした隙間時間にも行えますし、日々の中で、1日3~4回できれば、がんや心血管疾患に関連する死亡リスクを大幅に減らすことができます。
糖尿病の人は、運動を続けていけば、血糖値を下げる働きも改善できます。高血圧、脂質異常、肥満なども改善することができるので、日々の生活の中でちょっとした運動をぜひ、取り入れてもらいたいですね。
スクワットはその場でできる簡単な運動ですが、健康効果が非常に高いです。ただし、きちんとしたフォームでやらないと膝を痛めてしまうので、数や時間をこなすよりも、きちんとしたスクワットの形で行うようにしてください。