筋膜はがし




1.筋膜とは
全身には400以上もの筋肉があり、単純な動作でも実際は、多くの筋肉が活動をすることで身体を動かしていくことができます。人間の身体は非常に複雑な構造をしていますが、実際の活動では、その複雑さを意識することなく動けるように調節されています。この筋肉には筋膜という構造があり、筋肉は重なりあって存在しているために、筋膜同士がぶつかってしまったり、人によっては癒着という言葉を使って、「コリ」を表現しています。
筋膜とは筋肉を包みこみ支えている薄い膜状の物体で、筋肉はすべて、この筋膜によって包まれている状態になります。筋肉は全身で重なり合うように存在していますが、この筋膜は筋肉を保護するだけではなく、筋肉が活動しているときに助ける働きがあり、栄養を与えていく働きがあります。健康な状態のときには、意識することがありませんが、身体の不具合が生じている場合には、この筋膜に異常が生じていることがあります。
仕事や家事では、同じ姿勢をしたり、不自然な体性になったりすることで、身体に負担が生じてしまいます。ケガをしてしまった場合も、ケガをしてしまった場所をかばっていくことで、不自然な動きになってしまうことで、身体に余計な負担が生じてしまうことが非常に多くあります。そうなってしまうと、筋肉に負担がかかってしまいますが、その負担は筋膜にも派生し、筋膜は他の筋肉の筋膜と重なり合っているために、他の筋肉へも影響してしまうことになります。
年とともに、動きが悪くなってしまったり、だんだんと動きが悪くなってしまったりしている場合には、筋肉の負担が筋膜に蓄積し、他の筋膜にも影響をしてしまっていることが非常に多くあります。筋肉は全身に多くあるために、一つの筋肉の硬さが多くの筋肉に影響してしまうことで、痛みや筋力の低下を生じてしまうだけではなく、柔軟性の低下、運動パフォーマンスの低下、日常生活での痛みにもつながっていってしまうことになります。
身体の動きは、平面ではなく、3Dで複雑な動きをしているので、一つの筋膜の問題がいろいろな動きの問題になってしまうことがあります。
2.筋膜はがしの効果
筋膜はがしは筋膜リリースともいわれますが、基本的には筋膜に対してアプローチをしていくので、通常のマッサージと同じように感じる人もいますが、障害が発生している筋膜に対して適切に刺激をしていくことで、筋膜の状態を整え、動きの改善を狙っていく方法になります。通常のマッサージでは筋肉に対してアプローチしていきますが、筋膜への施術では、筋肉より表層を狙った施術になります。表層を狙ってはいますが、問題が生じている原因と関係するところでもあるので、触れると痛みを感じることも多い場所になります。
筋肉をごりごりと揉むのは一般的によく行われていますが、その時はよくても、その後の効果が持続しないのは、問題が生じている「筋膜」の問題が解消していないために、何度も継続して通うことが必要になってしまいます。筋膜はがし(筋膜リリース)を行うと、やられているときには痛みを感じることも多いですが、施術後にはすっきりした感じがあり、痛みが戻ってきにくくなります。
様々なお店で筋膜をはがす道具として様々な物が売られていますが、筋膜をしっかりとはがして効果を出していくためには、問題が生じているポイントをしっかりと把握をして、筋膜の癒着を剥がしていく必要があるので、本格的に効果を出していくためには、適切な施術を受けていく必要があります。
3.鍼灸ひばりの筋膜はがし
当院では東洋医学的な施術をしていて、経絡と筋膜を合わせた施術を行っております。筋膜はがし(筋膜リリース)という方法は1900年頃に作られていき、様々な考え方が取り入れられていますが、その動きや問題は、経絡と共通することも非常に多いです。経絡の考え方は2000年前の中国で設立した考え方で、身体の動きだけではなく、内臓の問題など、様々なものと大きくかかわっています。
当院の筋膜はがし(筋膜リリース)では、経絡の考え方も組み合わせていくことで、動きの問題だけではなく、身体の様々な問題にも対処をしておりますので、お気軽にご相談ください。
当院で施術を受けられた方は、できるだけ早期改善を目指すことで、通わない状態を目指しております。ただいま、キャンペーン中になりますので、ご予約ページから「Airリザーブでのご予約」から「初回限定筋膜はがし」を選択してご予約ください。予約の空きが限られておりますので、もしご希望の時間などがない方は一度「LINEからお問い合わせ」ください。

鍼灸ひばりまでお気軽にご相談ください
・病院の治療ではなかなか改善しない
など日常生活の中でお困りではありませんか?
ぜひ一度、鍼灸ひばりにご相談ください。
あなたの大切なお身体のケアをサポートいたします。