ベーチェット病
体質を整え
身体の不調
を根本から改善します
ベーチェット病
でお困りの方
ベーチェット病は、口内炎だけではなく、様々な症状が生じますし、不安もありますよね。
ベーチェット病に対して、鍼灸で根本原因から施術し、自然治癒力を高めるようにすると、以下のような感想を頂くことが多いです。
- 口内炎が出にくくなった
- 肌のトラブルが出にくくなった
- 関節の痛みが少なくなった
- 目の渇きがなくなった
ベーチェット病で目の充血や痛みが出やすかったのですが、治療を受けるとことで、目が大分楽になりました。
ベーチェット病とは
ベーチェット病は、世界では、日本や韓国、中国、中近東、地中海に多い疾患なので、シルクロード病と呼ばれています。男性に多いと言われていましたが、発症には男女差がないことがわかっています。
ベーチェット病は1937年のトルコの医師ベーチェットによって提唱された疾患なので、ベーチェット病という名前が付けられています。特徴的な症状は以下の4つです。
- 口腔粘膜のアフタ性潰瘍
- 皮膚症状
- 外陰部潰瘍
- 眼のぶどう膜炎
口腔粘膜のアフタ性潰瘍は一般的に言われる口内炎です。皮膚症状は、結節性紅斑、毛嚢炎(毛包炎)様皮疹、血栓性静脈炎があります。皮膚症状は1~2週間で治りますが、症状を何度も繰り返します。皮膚が過敏になってしまい、虫さされ、注射、ひげ剃りなどの刺激で赤く腫れることもあります。
外陰部の潰瘍も症状が繰り返すことが多いです。痕が残ってしまうこともあり、女性の場合は、月経などに合わせて症状が悪くなることがあるので、生活に支障が出てしまうことがあります。
眼の症状は、ベーチェット病では最も注意しなくてはならない症状の一つになります。「ぶどう膜」は眼の構造の一つで、眼球の後部には網膜があるため、眼のぶどう膜炎を繰り返していくことで、徐々に視力が低下してしまい、失明する可能性があります。
ぶどう膜は、前にある「光彩」と「毛様体」、後ろにある「脈絡膜」の3つを合わせたものです。
ベーチェット病では、関節炎も生じることがありますが、リウマチのような変形は伴わないです。腸管型ベーチェット病、男性に多い血管型ベーチェット病、神経ベーチェット病もありますので、症状は人によって違いがあります。
特徴的な、口腔粘膜のアフタ性潰瘍、皮膚症状、外陰部潰瘍、眼症状が全部見られる場合は、完全型ベーチェット病と言われます。
ベーチェット病での通院の目安
肌の状態を確認して、刺す鍼、刺さない鍼のどちらをメインにしていくか判断していきます。症状が強い状態の場合は、最初は1週間に1~2回程度で行います。
1~3か月程度で身体の状態が安定してきたら、通院頻度を開けていき、1~2週間に1回程度にしていきます。症状がひどく出てくるようなときは、通院頻度をまた上げながら、体調に合わせて施術を行っていきます。
鍼灸ひばりが行うベーチェット病への施術
ベーチェット病は東洋医学では、孤惑病(こわくびょう)という昔に言われた病が対応していると言われていますが、症状や状態としては完全に一致してはいませんが、中国では、ベーチェット病は孤惑病として説明されています。
孤惑病は、精神が乱れるという病気で、喉、陰部、眼に症状が出てくるものだとされています。下の文章は張仲景(ちょうちゅうけい)によって書かれた『傷寒雑病論』(しょうかんざつびょうろん)という書籍からの引用になります。おおよそ1800年前に書かれたものだと言われています。
狐惑為病、其気如傷寒、默默欲眠、目不得閉、臥起不安、蝕於喉為惑、蝕於陰為狐、狐惑之病、並不欲飲食、聞食臭、其面目乍赤乍白乍黒、其毒蝕於上者則聲嗄、其毒蝕於下部者則咽乾、蝕於上部、瀉心湯主之、蝕於下部、苦參湯洗之、蝕於肛者、雄黃熏之、其人脈数無熱、微煩、默默欲臥、汗出、初得三四日、目赤如鳩眼、得之七八日、目四眥黄黒、若能食者、膿已成也、赤小豆當歸散主之
『傷寒雑病論』
ベーチェット病は口内炎や皮膚の潰瘍が生じますが、東洋医学の考え方では、身体の中に停滞している熱があることで生じていると考えていきます。問題を生じさせている熱がどこからきているのかを確認するために、初回は丁寧に問診や触診をしていきます。
熱の停滞しやすさと、停滞している場所は人によって違うので、その人の状態にあったツボを利用していきます。施術では、皮膚の状態を確認しながら施術を行っていきますが、身体の中に熱が停滞しているのが、病気の原因として考えていくので、停滞している熱を効率よく取り除くことで症状の改善を狙っていきます。
ベーチェット病は現代医学的な診断名であり、東洋医学的な施術をしたからベーチェット病がなくなるということではありませんが、症状が出にくい身体作りを行うことになります。
東洋医学的な施術を行っていくためには、身体の状態をよく把握していく必要があるので、東洋医学的な診察だけではなく、現代医学の数値なども参考にしながら、身体の状態を考えていきます。
ベーチェット病の方は、熱が停滞していると考えていくのですが、水の停滞がみられる場合もあるので、水の停滞がある場合は、熱を取り除くだけではなく、身体の水の循環改善も行っていかなければいけません。
ツボは全身に361あり、単体でも効果が得られますが、複数をうまく組み合わせていくことで、よりよい効果が出るようにしていく必要があります。ツボの組み合わせ方は無限にあるので、しっかりとした見立てと、施術が非常に重要になります。
ベーチェット病は進行していくことがありますが、東洋医学的に考えれば、停滞している熱が取れない状態が続いてしまうと、症状が落ち着いるように見えても、身体の中では熱がくすぶっている状態なので、突然、強い症状が出てくる可能性があります。そのため、ベーチェット病は悪い時期だけではなく、安定しているときに体調がよくなるように施術を行っていくのが非常に重要となります。
ベーチェット病の方へ
ホームページをご覧頂きありがとうございます。
身体の不調が続くと、気持ちも晴れなくなってしまうことがありますし、辛いこともありますよね。
鍼灸では、いろいろな不調に対して対処していくことができますし、ベーチェット病の方の身体の悩みに対処していくことが可能です。
ご来院を心よりお待ちしております。
院長:長谷川 聡
ベーチェット病だけではなく、身体の自然治癒力を高めるように行っていくので、
- よく眠れるようになった
- 疲れにくくなった
- 気分が楽になった
という効果が生じることが多いです。
鍼灸ひばりの特徴
プロフェッショナルによる施術
当院の院長は鍼灸師などへの
知識・技術指導も行っております。
鍼灸を専門としています
鍼灸が専門なので
ツボに関しての知識も豊富です。
完全予約制
あなたの都合に合わせて
施術を行えます。
丁寧なアドバイス
生活改善で自然治癒力を高めるアドバイスを致します。
全ての方へ施術可能
年齢・性別、症状に関係なく
全ての方が対象です。
ベーチェット病になって、関節の痛みと疲れやすさがあって困っていましたが、施術を続けたおかげで、関節の痛み、疲れやすさがなくなって助かりました。
鍼灸ひばりまでお気軽にご相談ください
・病院の治療ではなかなか改善しない
など日常生活の中でお困りではありませんか?
ぜひ一度、鍼灸ひばりにご相談ください。
あなたの大切なお身体のケアをサポートいたします。