このような悩みを解決するサポートをしています。

頭痛・片頭痛とは

　頭痛には分類があり、筋肉の緊張が強くて生じる「筋緊張型頭痛」、血管の問題によって生じやすい「片頭痛」があります。「緊張型頭痛」は最も多いと言われています。

　マッサージに通ったり、ストレッチを行っている人も多いですが、鎮痛薬を飲んでいる人も多い傾向があります。鎮痛薬は確かに効果がありますが、月に10～15回以上鎮痛薬を飲み続けてしまうと「薬物乱用頭痛」が生じてしまう場合があります。

　鎮痛薬は痛み止め、風邪薬に含まれている成分なので、複数の薬を飲む方は気づかないうちに発生してしまうことがあります。

緊張型頭痛

　緊張型頭痛は、ストレス、運動不足などによって筋肉が緊張してしまうことで、付近を走行する神経を圧迫して痛みを感じてしまいます。頭痛は、「締め付けられる」ような痛みが生じることが多く、疲れてくると痛みが生じやすい傾向があります。

　筋緊張が原因となっているので、運動やストレッチが中心とした治療になります。

片頭痛

　片頭痛は偏頭痛をも書かれますが、正式には片頭痛になります。中国では偏頭痛と書かれるので、日本も影響を受け、偏頭痛と書かれることがありますが、医学的には片頭痛が正しい記載になります。

　片頭痛は、痛みが発生する前に目の前がチカチカしたり暗くなってしまう閃輝暗点（せんきあんてん）が出るタイプもありますが、何となく、片側だけ痛みが出やすいタイプがあります。

　片頭痛は血管性の問題と考えられることが多いために、服薬が用いられることがありますが、緊張型頭痛同様に、運動やストレッチも重要になります。

薬物乱用頭痛

　薬物乱用頭痛は頭痛が頻繁にあり、月に15日以上鎮痛薬を飲んでいる場合となりますが、10日以上飲んでいる場合も要注意となります。頭痛がよく生じていて、鎮痛薬をよく飲んでいるけど、効果がなくなってきたと感じたら、薬物乱用頭痛を疑うことになります。

　薬物乱用頭痛の場合は、原因は薬物になるので、鎮痛薬を飲まないで過ごす必要があるために、しばらく辛い期間が生じることが多いです。

群発頭痛

　群発頭痛は働き盛りの男性に生じやすい頭痛で、眼の奥の方に刺されるような強い痛みが生じる特徴があります。周期性があるために、春になると頭痛が生じやすいという場合があります。

頭痛・片頭痛での通院の目安

　通常は1週間に1回程度の施術で3か月程度ですが、薬物乱用頭痛の場合は、半年以上かかる場合もあります。状態や体質によっても違いがあります。

鍼灸ひばりが行う頭痛・片頭痛への施術

　頭痛の根本原因は自律神経の乱れになるために、当院では自律神経を整えるように施術を行っております。マッサージなどで一時的に気持ちがよくてもすぐに戻るのは、自律神経を整えるような施術ではないからです。

　自律神経は身体の血管や神経の働きと関係しやすく、内臓の働きとも大きく関係しています。内臓の疲労が生じている場合は他にも問題が生じてしまうことが多いですし、自律神経が乱れてしまうと、疲労が抜けなくなってしまったり、睡眠の質が下がりやすくなります。

　自律神経の働きが整うと、血管、神経の働きがスムーズになり、痛みを生じされにくい身体になり、疲労も抜けやすい身体になります。そのため、当院では頭痛を生じにくい身体作りを行っております。

　さらに、体質に合わせた施術を行っていくことで、自律神経の乱れをより整えやすい状態にしていきます。体質に合わせた施術では、東洋医学を中心として行っていきますが、人によって体質や状態に違いがありますので、初回にいろいろと話を伺わせて頂いたり、身体の状態を確認してから施術をしていきます。

　「葛根湯（かっこんとう）」や「五苓散（ごれいさん）」を頭痛に用いている方もいますが、漢方はもともと東洋医学の考え方なので、体質に合わないと効果がない傾向があります。

　「葛根湯」は風邪のひきはじめに用いられやすいもので、身体が少し冷えて、肩周りが嫌な感じがするときに用いていくもので、身体を温めていく傾向があるために、のぼせやすい人には不向きになります。

　「五苓散」は片頭痛で利用されることが多いですが、身体の中に水が停滞している人に対して効果的な漢方なので、水の停滞がみられない人には効果が出にくくなります。

　頭痛や姿勢についてだけではなく、以下の感想を頂くことも多いです。　

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