原因がはっきりしているしびれだけではなく、いつの間にかしびれるようになったというのも多いですが、鍼灸で施術をしていくと、しびれの軽減や消失していくことが多いです。

しびれとは

　しびれは、神経の問題によって生じます。原因はしびれが生じている場所によって様々です。しびれだけではなく、痛みを同時に伴うことがあるので、ヘルニアや坐骨神経痛でも生じることがあります。

　交通事故などの後で「むちうち」と呼ばれる状態になり、徐々にしびれが生じるという方もいます。

　急に強いしびれが生じる場合は、脳の異常が生じている場合があるので、急に強いしびれが生じた場合は、病院を受診するのをお勧めします。

　脳の異常だけえはなく、糖尿用や多発性硬化症など、内科的な疾患がもとになるしびれが生じる場合があるので、既に病気が発症している場合は、しびれが生じるかどうかを確認しておくことをお勧めします。

　頸椎（けいつい）や腰椎（ようつい）は神経が多く走行している場所で、構造も複雑なために、何か異常が生じてしまった場合は、首、手・背中、腰、殿部、下肢にしびれが生じることがあります。

　一般的な治療では、脳や内科的な疾患がある場合は、そちらの治療を行い、しびれに対しては、薬や湿布などの貼付が行われ、電気治療やマッサージが足されることもあります。

しびれでの通院の目安

　しびれは症状や状態によりますが、1週間に1回程度の施術で数か月～半年程度となることが多いです。しびれが生じてから早い方は軽減するペースも早くなります。

鍼灸ひばりが行うしびれへの施術

　当院では、現代医学的にしびれの原因を確認し、東洋医学的な考え方をもとに、しびれの根本的な原因に対して施術を行っていきます。

　東洋医学的にしびれは、根本の原因が全身に流れる経絡に影響してしまったことで生じてしまうと考えていくので、しびれが生じている場所（経絡）だけではなく、根本の原因に対して施術していくことで、施術効果を高めていきます。

　しびれは東洋医学的には、「痹証（ひしょう）」と考えていきます。「痹証」は痛みを主体とする疾患ですが、しびれとも関係が深いです。「痹証」は風寒湿によって生じるものとして考えています。

　「風」が強い場合は、しびれや痛みが一か所だけではなく移動する傾向があり、「寒」が強い場合は、しびれや痛みが強い傾向があり、「湿」が強い場合は、しびれ感が強い傾向があります。この他にも「熱」が関係している場合があり、症状は熱感を伴うことがあります。

　「痹証」は気候変化によって生じる場合がありますが、身体の体質によってだんだんと蓄積することで発生してしまうことがあるので、身体の状態をしっかりと確認していく必要があります。

　「痹証」以外にも「瘀血（おけつ）」が原因に場合がありますが、この「瘀血」は血行が悪い状態が続き、症状が発生していると考えていくものになります。

　東洋医学では、「痹証」や「瘀血」があるかどうか、一時的に生じたのか、体質から生じたのかというのを確認する必要がありますので、初回は丁寧な診察をもとに、根本の原因を探して施術を行っていきます。

　初回の施術で、どのような状態になっていくかを予測していくので、初回施術中から施術後に今後の展望についての話をさせて頂いております。

　しびれだけではなく、身体の自然治癒力を高めるように行っていくので、

鍼灸ひばりの特徴

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