むずむず脚症候群（レストレスレッグス症候群）は日本では2～5％程度だと言われているので、20～50人に1人はいるので、まれな病気ではありませんが、辛い症状で悩んでいる方は多いです。

　むずむず脚症候群（レストレスレッグス症候群）とは

　むずむず脚症候群（レストレスレッグス症候群）は、脚に多く出現しますが、「ほてる、しびれる、虫がはっている」と表現される場合があります。脚を動かすと消えることが多いです。夕方から明け方に症状が強くなることも多いです。

　むずむず脚症候群は、一次性（特発性）と二次性があります。一次性は原因が分かっていないもので、二次性は病気が薬など原因があるものになります。むずむず脚症候群かもと思ったら、まずは内科を受診して、病気がないのか確認していく必要があります。

むずむず脚症候群の原因

　病気や薬が原因となる二次性に関しては、既に病気などの原因があるので、病気の治療をしていくことで、むずむず脚症候群の症状が軽減していくことがあります。二次性の場合は、糖尿病、慢性腎不全、パーキンソン病、関節リウマチなどが関係している場合があります。

　むずむず脚症候群の原因は、「生活習慣の乱れ」「鉄分不足」も関係していると考えられています。

むずむず脚症候群の治療

　原因疾患がある場合は、原因疾患に対する治療が重要になります。

　症状が軽い場合には、食事や生活習慣の改善によって症状がおさまる場合があるので、以下のようなところに注意する必要があります。

• 喫煙しているなら喫煙を避ける
• アルコールを避ける
• カフェインを避ける
• 鉄分を補給する
• バランスのいい食事を心がける
• ストレッチやウォーキング

　喫煙やアルコールは症状を悪化させることが多く、カフェインは症状の悪化だけではなく、睡眠を浅くしてしまうので、出来るだけ避けた方がいいと言われています。

　鉄分不足からも生じていると考えられているので、鉄分の補給、バランスのよい食事で栄養を摂取することも大切になります。

　ストレッチや運動は、筋肉を動かすだけではなく、血流をよくする働きがあるので、定期的な運動によって、血流をよくしていくと、症状が軽減しやすいと言われています。

むずむず脚症候群での通院の目安

　症状の程度によっても変わりますが、1週間に1回程度の施術で、3～6か月ぐらいになります。その後は、月に1～2回程度のメンテナンスをお勧めしております。

鍼灸ひばりが行うむずむず脚症候群（レストレスレッグス症候群）への施術

　当院では、話しを伺うだけではなく、丁寧に身体の状態の確認をしていくことで、身体の体質に合わせた施術と、症状に合わせた施術を行っております。

　むずむず脚症候群（レストレスレッグス症候群）は現代医学的な原因を確定させるのは難しい疾患の一つですが、東洋医学的には、身体に取って必要な「血」という物質が少なくなってしまった症状の一つになります。

　血の不足を生じた原因は人によって違いますが、以下のような部分を考えていきます。

• 血が吸収できていない
• 血がめぐっていない

　血が吸収できていない場合は、食事はしていても、しっかりと吸収できない身体になっていると考えていくために、消化吸収の働きを強めるように、お腹を整えるような施術になります。

　血のめぐりが悪い場合は、血をめぐらせる力が弱い場合や、うまくめぐさせることができないでいる場合もあるので、めぐりの悪さの原因をしっかりと確認していきます。

　血に対する施術だけではなく、異常な状態が生じている経絡をしっかりと確認していくことで、脚だけではなく、頭や手などからも施術を行っていきます。

　むずむず脚症候群（レストレスレッグス症候群）だけではなく、身体の自然治癒力を高めるように行っていくので、

鍼灸ひばりの特徴

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