甲状腺機能低下症や橋本病の症状では、甲状腺ホルモンの低下によって、様々な症状が生じます。

　甲状腺機能低下症（橋本病）で鍼灸の施術を受けた方からは、以下のような感想が多く寄せられています。

• 疲れにくくなった
• 冷えがよくなった
• むくみが軽減してきた
• 気力がでてきた

甲状腺機能低下症（橋本病）とは

　甲状腺機能低下症は、甲状腺でのホルモンの合成と分泌が低下してしまっている状態や甲状腺に異常がないのに甲状腺ホルモンが十分に働けていない状態があります。甲状腺機能低下症の原因として橋本病（慢性甲状腺炎）もあります。

原発性甲状腺機能低下症

　甲状腺に原因がある場合で、最も多いのは橋本病（慢性甲状腺炎）になります。甲状腺の腫れが生じますが、小さいものから大きなものまで個人差があります。ヨウ素を過剰摂取した場合、手術や他の治療によって生じる場合があります。

中枢性甲状腺機能低下症

脳の疾患によって生じることが多い疾患で、下垂体や視床下部の異常によって生じることがあります。

甲状腺機能低下症の症状

　疲労感、皮膚乾燥、むくみ、体重増加、寒がり、便秘、無気力、月経異常、眠い、体毛の脱毛、筋力低下、徐脈、うつ状態、声のかすれ、月経過多

甲状腺機能低下症（橋本病）での通院の目安

　数回の施術で効果を実感される方もいますが、1週間に1回程度の施術を2～3か月継続するのがお勧めです。症状が安定してきたら、2週間に1回程度というように期間をあけていきます。

鍼灸ひばりが行う甲状腺機能低下症（橋本病）への施術

　当院の施術では、東洋医学的な考え方をもとに、身体の状態を把握して施術を行っております。甲状腺機能低下症の方でも症状や体質に違いがありますので、タイプ別の施術も加えていきます。

むくみタイプ

　むくみが非常に強くなっているタイプで、身体の中の水の循環が悪くなっていると考えていくタイプです。水が停滞すると、むくみだけではなく、身体が重だるくなってしまっていることが多いです。水の循環が悪くなって、むくみが生じてしまっているので、むくみを取るツボだけではなく、むくみにくくなるツボを使っていきます。

ストレスタイプ

　ストレスがたまってしまっているタイプです。ストレスがあると自覚していることが多いですが、自覚していないのに、身体がストレスとして反応してしまっている場合があります。イライラしやすい傾向があります。ストレスがあると、身体の循環、回復が悪くなってしまっているので、ストレスを除去するツボを使っていきながら、ストレスに強い身体にしていきます。

冷えタイプ

　身体の中に冷えが生じてしまっているタイプです。冷え症と自覚をされている方がほとんどです。身体の中にある冷えを取り除き、身体を温める力をつけるツボを利用していくことで、冷えを取り除き、甲状腺への血流もよくして改善していくようにしていきます。

血行不良タイプ

　身体の血行が悪くなってしまっているタイプです。東洋医学では、気や血（けつ）という言葉で表現されることが多いですが、食事、生活、加齢、ストレスによって生じている場合があるので、血行不良がどこから生じているかを考えていきながら、ツボを選択し、施術を行っていきます。

　ここにあげたタイプ以外や、複合で生じてしまうタイプの場合もありますので、初回は丁寧なカウンセリングをもとに、身体の状態を把握して施術を行っております。

　甲状腺機能低下症（橋本病）だけではなく、身体の自然治癒力を高めるように行っていくので、

鍼灸ひばりの特徴

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