脊柱管狭窄症で有名なのは、腰部脊柱管狭窄症ですが、加齢とともに生じ、歩くと痛みやしびれが生じてしまう疾患です。

　脊柱管狭窄症で鍼灸の施術を受けた方からは、以下のような感想が多く寄せられています。

• 歩いても痛みが出にくくなった
• 今までより長く歩けるようになった
• 夜に痛みが出なくなった
• 腰を動かせるようになった

脊柱管狭窄症とは

　首から腰のところまでは、椎骨という骨が積み重なっています。椎骨には、穴（椎孔：ついこう）が空いていて、上から下まで1本の管のようになっていて、この管のことを脊柱管といいます。

　脊柱管の中には脊髄があり、下の方は神経が枝分かれした状態になっている馬尾神経（ばびしんけい）があります。

　老化などによって、椎間板や椎骨が変形や変性してくると、神経が入っている脊柱管が狭まってしまい、神経を圧迫することでしびれや痛みを生じてしまうことがあります。狭窄していくる場所によって、頚部脊柱管狭窄症や腰部脊柱管狭窄症と呼ばれていきます。

　加齢による骨の変形で生じやすい疾患になるので、神経の圧迫を軽減していくためには、手術になるので、いつ手術をするのかを考えていくことが多い疾患になります。

頚部脊柱管狭窄症

　頚部脊柱管狭窄症は、名前の通り、首のところの脊柱管が狭窄してしまった状態になります。頚部脊柱管狭窄症では、頚部の神経が手に関わることが多いために、手のしびれや痛みを生じます。

　頚部の骨の変形になるので、首や肩周りの筋肉がこる方もいます。もともと脊柱管が狭い人だと、スポーツの外傷や事故などで、症状が悪化をしてしまう場合があります。

　脊柱管が狭い中高年の場合は、軽い衝撃でも手足の麻痺が生じてしまうことがあります。手のしびれが生じている場合は、頚部の脊柱管に問題が生じている場合があるので、しっかりと検査をしてもらっておいた方がいい疾患です。

腰部脊柱管狭窄症

　腰部脊柱管狭窄症は名前の通り、腰部の脊柱管が狭窄してしまった状態になります。腰部の神経は、足に関わることがおおいたので、足の痛みやしびれが生じやすくなります。

　腰部脊柱管狭窄症の代表的な症状は「歩いていると足の痛みやしびれ、もつれなどが生じ、しばらく前かがみになって休むと歩ける」という間欠性跛行（かんけつせいはこう）が生じることがあります。

　腰部脊柱管狭窄症は40歳以上の中高年で発症しやすいのですが、間欠性跛行を生じるのは血流障害でも発生するので、正確に診断していく必要がある疾患です。

　ひどくなってくると、仰向けで寝ると足のしびれが生じてしまうために、背中を丸めないと眠れなくなってしまったり、排尿・排便の異常を生じたりします。

脊柱管狭窄症での通院の目安

　通常は1週間に1回程度の施術で1～3カ月継続すると症状が出にくくなっていきます。加齢によって進行してしまう疾患になるので、症状が出なくなっても、1か月に1～2回程度の通院をお勧めしております。

鍼灸ひばりが行う脊柱管狭窄症への施術

　腰部脊柱管狭窄症は加齢によって生じる疾患になるので、当院でもよくみさせて頂く疾患の一つになります。症状や状態は人によって違いますが、身体のバランスを整える独自の施術によって、改善しやすい疾患になります。

　当院の施術では、脊柱管狭窄症に対する独自の施術だけではなく、脊柱管狭窄症を生じている根本の原因を体質から考えていくことによって症状の軽減をしていきます。

　腰部脊柱管狭窄症は骨の変形になっていきますが、骨の変形を起こしていくのに、筋肉が関係していくので、筋肉をしっかりと緩ませることで、神経の圧迫を軽減していきます。

　鍼灸は「痛み」に対してよく用いられていきますが、「しびれ」がある場合にも効果的なものなので、脊柱管狭窄症では鍼灸を用いることで、「痛み」や「しびれ」に対処し、深いところにある筋肉を緩めていきます。

　鍼は痛いのではないかと思う人も多いですが、当院では痛みをほぼ感じないように施術を行っております。

　現代学的な考え方の施術だけではなく、東洋医学的な考え方の施術を合わせていきますので、体質にあった施術によって早期改善を行っております。

院長挨拶

　脊柱管狭窄症だけではなく、身体の自然治癒力を高めるように行っていくので、

鍼灸ひばりの特徴

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