認知証

体質を整え

身体の不調

を根本から改善します

認知症

でお困りの方

　認知症は緩やかに進行するので、忘れっぽくなってきたら認知症に進行していくこともあります。

　認知症で鍼灸の施術を受けた方からは、以下のような感想が多く寄せられています。

物忘れがなくなってきた
明るくなったと言われた
会話をしやすくなった
集中できるようになってきた

　軽度の認知症と言われて、物忘れがしやすく、気分も落ち込みやすいことが多かったですが、治療を受けたことで、気分の落ち込みが少なくなり、明るくなったと言われました。

認知症とは

　認知症には様々な原因がありますが、脳の機能低下により、忘れっぽさが酷くなり、日常生活が送れない状態になります。認知症には、忘れやすくなることで物事ができなくなる中核症状と、行動・心理と関わる周辺症状（BPSD）があります。

　　最も多い認知症は、アルツハイマー型認知症で、他には脳疾患によって生じる脳血管型認知症、レビー小体型認知症があります。

アルツハイマー型認知症

　アルツハイマー型認知症は、加齢により脳の萎縮が生じたことで発症していきます。脳の萎縮が徐々に進行していくので、今までできていたことが少しずつできなくなっていきます。

脳血管型認知症

　脳梗塞や脳出血によって発症する認知症で、障害された場所や程度によって症状が変わります。脳の障害が部分的に生じるので、出来ること・出来ないことが、はっきりと分かれていることが多くなります。脳疾患による麻痺が生じている場合もあります。

レビー小体型認知症

　レビー小体という特殊なたんぱく質の塊が神経細胞を障害していくもので、実際には見えない人が見える幻視、パーキンソン症状、奇声をあげる、ボーとすることもあります。一日のうちで変動するのも特徴になります。

　認知症はごく一部の例外を除き、進行を完全に止める方法や根本的な治療方法がありませんが、非薬物療法である認知機能のリハビリ、生活のリハビリ、音楽療法、回想法などがあります。薬物療法では、中核症状の進行を抑えることをねらいとした場合や、周辺症状と言われる行動・心理症状の軽減をねらいとする場合があります。

　行動・心理症状である怒りやすいというのは介護する側も大変になってしまうので、イライラなどを抑える漢方薬の抑肝散（よくかんさん）が使用されることがあります。他にも苔質や症状に合わせて、釣藤散（ちょうとうさん）、抑肝散加陳皮半夏（よくかんさんかちんぴはんげ）、黄連解毒湯（おうれんげどくとう）、当帰芍薬散（とうきしゃくやくさん）が使用されることがあります。

認知症での通院の目安

　認知症は1週間に1回程度の施術で、2～3か月程度で効果を実感される場合が多くなります。継続していく場合は、症状や程度によってお勧めの頻度をお伝えしていきます。

鍼灸ひばりが行う認知症への施術

一般社団法人老人病研究会の「認知症Gold-QPD」取得者による施術です。三焦鍼法（さんしょうしんぽう）と呼ばれる独自の施術を行っております。三焦鍼法は、身体の持っている自然治癒力を高めて、日常生活動作の改善を行っていきます。

　三焦鍼法は中国の天津中医薬大学の韓景献（かん　けいけん）教授チームが、認知症の患者に対して開発した鍼の治療方法です。現代医学的な治療や漢方薬で効果がなかった人に対して効果があったということで、「認知症Gold-QPD」にも取り入れられています。

　三焦（さんしょう）は、身体の胸・上腹部・下腹部という3つという意味になり、胸・上腹部・下腹部には内臓がたくさん入っている場所になります。内臓の機能をしっかりと整えていくと、栄養をしっかりと取り入れることができ、余分なものがしっかりと排泄されることで、全身の血流がよくなります。血流がよくなるので、頭部の血流改善も行われ、認知症と認知症の周辺症状が改善していくものです。

　この三焦鍼法と身体の体質に合わせた施術を行うことで、身体の自然治癒力を高め、症状の改善を行っていきます。身体の自然治癒力を高めるように行っていくので、