顎関節症

体質を整え

身体の不調

を根本から改善します

　　これらに当てはまる場合は、アゴの筋肉が過度に疲労している場合があります。

アゴが痛くて食べるのも、話すのも辛かったですが、凄い楽になりました。まだ音が出たりするときもありますが、普通の生活に戻れてうれしいです。

顎関節症とは

　顎関節症は上下の歯のかみ合わせ、精神的緊張、ストレスなどが考えられています。一つだけが原因ではなく、複数の原因がからみあって生じることで、いろいろな症状が出ると考えられています。一般的な原因は以下のように考えられています。

ストレス（緊張により筋肉を硬くする）
歯ぎしり（筋肉を過度に使用しています）
緊張して食いしばる
不良な姿勢（頬杖などで顎関節に負担をかける）
打撲や事故
かみ合わせの不良
口を大きく開けた
硬いものを噛んだ
片側で噛む癖がある

顎関節症になるとアゴに痛みが出るために、口を開けたり閉じたりすることができなくなってしまいます。

　一般的な治療では、かみ合わせをよくすることを考えることが多く、マウスピースを使って、アゴを正しい位置に戻すことになります。日常生活では、顎関節に負担をかけないように管理することになるので、以下の注意点を守っていく必要があります。

やわらかいものを食べる
顔の筋肉をリラックスさせる
口を大きく開けないようにする
うつ伏せで寝ないようにする
頬杖をしない

顎関節症での通院の目安

　通常は1週間に1回程度の施術で1～3か月になりますが、身体のバランス調整のために、1ヶ月に1回程度の経過観察をお勧めしております。

鍼灸ひばりが行う顎関節症への施術

　当院が考えている顎関節症の原因は以下になります。

アゴに関わる筋肉の硬さ
自律神経の乱れ
身体のバランス失調

１．アゴに関わる筋肉の硬さ

　顔には小さい筋肉がたくさん集まっていて、いろいろな動きをしています。噛むという動作でも、一つの筋肉だけではなく、複数の筋肉が影響しあってアゴを動かすことができます。痛みがある場所だけではなく、側頭部やアゴの下、頚部などが問題となっていることが多いです。硬くなっている筋肉を見つけ、緩めていきます。

２．自律神経の乱れ

　自律神経は身体の血流にも強く関係していて、自律神経が乱れてしまうと、血流が悪くなってしまい、筋肉を緩ませることができなくなってしまいます。ストレス、仕事の忙しさ、不安、生活リズム、食事など自律神経が乱れる原因は沢山あります。鍼灸は自律神経を整えて、全身の血流をよくすることが得意なので、アゴだけではなく、自律神経を整えるように施術をしていきます。

３．身体のバランス失調

　身体は約206個の骨があり、約600の筋肉によって身体が動かされています。これだけの数の骨と筋肉がバランスを取って、歩く、立つなどの動作をしているので、ちょっとしたバランスの崩れは多いな歪みになってしまいます。土台が少しゆがむだけで、上は凄く斜めになります。

　身体が斜めになってしまうとバランスが悪くなってしまうために、人の身体はどこかでバランスを取ろうとしていきます。例えば、下の画像のような方が多いです。パソコン、スマホなど、前傾姿勢になることが多いと、頭が前に倒れてしまいますが、前を見られないので、顎を前に突き出して前を見る姿勢になります。

　よく背骨のバランスが悪い、骨盤が悪いと言われると言われますが、足の動きが悪いことで、身体全体のバランスが崩れてしまうこともあるので、全体のバランスをしっかりと確認していく必要があります。顎関節症の方は、画像のように姿勢のバランスが大きく崩れていることが多く、特に首、肩、背中に負担がかかっていることが多くあります。

　足の冷えが強い、足がだるいなどの下半身のバランスが低下してしまっている場合は、下半身のバランスを整えていくことで、上半身、顎関節のバランスが整っていきます。当院では、初回に細かく身体の状態を確認していくことで、身体のバランスが悪いところを見付けていきます。

　顎関節症だけではなく、身体全体を考えていくために、